大輝工業株式会社 八尾新工場新築工事
2021年 02月 05日
今月は総務部Kと工事部Tで、八尾市にある大輝工業㈱八尾新工場新築工事の現場に行かせていただきました。
本社から車で約1時間程かかりました(‘◇’)ゞ毎日ご苦労様です!
大輝工業㈱さんは1985年に設立され、架空送電線機器、安全保守機器、放送通信アンテナの部品等を製作されています。
製品のロットに合わせて製品の作り方から独自の工夫を取り入れ生産している会社だそうです📝
写真では伝わらないと思いますが、すごく広いです!
約550坪ほどあります!!
新しく建てた壁面に大輝工業さんのロゴマークがありました!
目立っていてかっこいいです✨✨
工場内に入ってすぐ右手にはこのようなスペースがありました。
こちらには9つの窯が置かれるそうです!
天井に吊り下げられている機械で、奥から1号機・2号機となります!
これが手前の窯のところまで動いてくるようになっています。
工場なので当たり前ですが、中に入ると『THE・工場!!!』という感じがしてかっこよかったです👷
保育園や施設の建設が多いので、工場の見学は新鮮でした♩
工場内にはたくさんのエアコンが設置されています!
工場の中って熱がこもって暑そうですよね💦でもこれだけのエアコンがあれば従業員さんも快適に作業ができそうだなと思いました(^^)/
天井裏に、ある物を発見しました👀✨
こちらは『御幣(ごへい)』です!上棟の際に屋根裏に収められます。
こちらの現場では、更衣室と食堂の2ヶ所の天井に収められていました!
普段生活している上で、あまり聞き馴染みがないと思うのですが…(?)
御幣とは、縁起物で永久に保つような頑丈な建物となり繁栄を祈るための板です!
映画「となりのトトロ」のサツキたちが引っ越してきて、真っ黒くろすけが一斉に引っ越しを始めるシーン。真っ黒くろすけが屋根裏を通るところで御幣がチラッと写っています👀笑
建物が完成したあとはお施主様の目に触れるものではありませんが、ずっと残るものなので、気持ちを込めてM部長やM次長が作成していると思います👍
工事が最後まで安全に進むこと&大輝工業さんの社員の方々が健やかに過ごせるように御幣に見守ってもらいましょう🌈
こちらは『木毛セメント板』といいます!
工場内の壁に使用されていました。
細長く削り出した木材をセメントペーストで圧縮成形した建材です。
強い!軽い!燃えにくい!腐りにくい!そして白蟻やネズミ等からも守ってくれます✨
間伐材や製造残材などを有効活用しているので、省資源にもなっています!
いいことしかない😍ような板ですね!!
こちらの建物はお手洗いになっており、上に3つ土台が用意されています。
この土台の上にキュービクルが設置されるそうです!
❓キュービクルとは、発電所から送られてくる6,600Vの電気を、施設で使える100Vや200Vの電気に変圧する機器を金属製の箱に収めたものにになります。
正式には「キュービクル式高圧受電設備」といい、キュービクルとは立方体の「キューブ」から派生した言葉だそうです💡
こちらは屋上にあった、発泡スチロールでできた成形伸縮目地というものです!
コンクリートには目地が必要になってきますが、目地とは…?
コンクリートの目地は、ひび割れを誘発させる目的があるそうです。コンクリートは引張力に弱い材料で、引張力を受けるとすぐにひび割れしてきます。ひび割れが生じると、そこからお水や空気などが入り、劣化の原因となります💦なので、ひび割れが起きないようにあらかじめ弱い部分をつくる、これが目地となります。
いろんな現場に何度も行かせていただいているのに、初めてみるものばかりでした…(;´·ω·`)
まだまだ寒さが続きますが、竣工に向けて頑張ってください🙌ご安全に!