A様邸新築工事
[記事公開日]2023年 05月 22日
建設フォト便り、5年振りの更新となりました。
少し間が空いてしまいましたので、仕切り直して前回までとは違った感じで記事を載せていきたいと思います!!
ではでは。
フォト便り復活 第1弾の記事は「A様邸新築工事」の現場です✨
突然ですが、皆さん、これ知ってますか?
プラスチック製のオレンジの瓶
墨出しポインター って言います。
建物を建てる際、壁や窓の位置を決めるために、基準となる線を引きます。
これを「親墨」と言います。
高さは、電柱やマンホールといった動かないものに基準となる高さをつけます。
躯体が上がっていくと、基準となる墨も一緒に上げていかなければなりません。
そんな時に、大活躍するのが、通称 すみポン です。
配置につきました!
直角に2方向の墨を出す必要があるので、最低3本必要になります。
この際注意したいのが、すみポンの配置です。
打放しの天井や屋外になるところは避けます。
それはなぜか?考えながら、このまま読み進めてください(笑)
配筋を終え、結束線で羽交い絞めにします。
最後の笑顔を見せています。サヨウナラ。
2Fスラブのコンクリ打ち の日が来ました。
夏日を感じさせる快晴の天気の下
土間屋さん、土工さん、ポンプ屋さん、相番の大工さん、設備と電気屋さんも集まり
一丸となって打設していきます。
珍しく、毎回同じポンプ屋さんのお兄さんが来てくれているので、
段取りもスムーズにいい雰囲気の中、昼頃には50㎡ほどのコンクリート打設を終えました。
コンクリ打ちは達成感がありますね~(≧▽≦)
そういや、すみポンたちはどうなったのでしょうか。
コンクリートの波がぁあああああ!!!
所長自ら救出に出ます
コンクリ打設の次の日
すぐ墨出しを行うためにすみポンを外しに行きます。
結束線をペンチで切り、ハンマーで四方から叩きます。
ぽんっ‼
抜けた(≧▽≦)!!!
穴の中はどうなっているのでしょう?
分かりづらいですが、スラブ下のオレンジの型枠が見えています。
すみポンの下には、真ん中の土台をつけていたので
スラブ下の型枠を外すとツーツーになり、下の階が見えます。
この穴は、次回のコンクリ打ちの際に、左の蓋をして生コンを流し込み、穴を塞ぎます。
下から見ると、土台の丸いところと後打ちのコンクリートが見えてきます。
墨出しをします
すみポンは使いまわしができるので、
2Fから3Fへ墨を上げる時にも再利用します。
またね(・ω・)ノ
おまけ
実は、1つだけボコボコにされた子が・・・
泣いてる・・・(T_T)