工事現場 あちこち見てある記

林建設の女子職員が見た現場あるあるをいろいろ紹介します。

株式会社キヨウシン工場新築工事

 2022年07月

 

今月は総務部Kと工事部Sの初めてのペアで現場に潜入させていただきました👀✨

今回は宝塚市にある「株式会社キヨウシン工場新築工事」の現場です!

ちなみに読み方は キョウシン だそうですよ💡

それでは現場の様子を見ていきましょう!!

 

完成イメージ図がなかったので、図面で見せていただきました。

正面はこんな感じで、こちらの建物は1~3階まで全て作業場になるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日はあいにくのお天気で雨がぽつぽつ降っていましたが、

到着した頃には少し止んでいたので屋上に行かせてもらいました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい!なんにもありません!(笑)

今回ハト小屋など何も置かない理由として、キュービクルを外壁に沿わしている為。とのことでした!

※キュービクルとは電気を建物で使えるように変圧する機械のことです⚡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑こんな感じのやつです。

 

屋上でお話を聞いているうちに、雨が降ってきましたので室内へ避難していきます💨

では、まずは3階から!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周りの床より一段高くなっている部分があるのがわかりますか?

この一段高い所がトイレのスペースなのですが、トイレ床はタイルを貼るだけなのに対し、フロア床は二重床と言われる構造になっており、コンクリート床の上に別の床を貼るそうです。

なので、2枚目の床を貼ると全体的に嵩上げされてしまいます。

先に高さを出しておくことで、二度目の嵩上げをしなくても同じ高さになるそうです!

いろんな方法があるんですね~。

 

続いてこちら天井ですが、なにやら黄色い物体がぶら下がっていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは《インサート》と呼ばれるもので、「配管やダクトを天井や壁に取り付ける為、コンクリートに埋設される材料」となっております。そして、ケーブルを繋ぎ合わせた後に、天井部分を設置していくそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じでインサートにねじ込んで天井を吊るします(^^)/

3階は屋上と接しており、ウレタン断熱が必要となるため天井インサートは長く、

1~2階はウレタンが不要なので短いインサートを使用しています。

何をするにも先のことを考えて進めていくことが重要ですね💡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、なんでこんなに天井に線があるのかというと、作業所なので手元の照度が必要らしく、天井の電気も各階のコンセントもすごくたくさんなんだそうです🙄

 

続きまして2階です。

3階と基本的にはほとんど同じですが、一部分だけ壁が凹んでいました😲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の工事では行いませんが、将来的に隣の別館と繋ぐ為の渡り廊下を設置する予定で、その際にはこちらの壁を壊すことになるため、わざと薄めの壁にしているそうです!

 

 

壁に立てかけてあったこちらの木の板は何かわかりますか?

普段は右のように折りたたんでいて、使用する際は左のように広げます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は《テーブル(の足)》です!

左の足部分の上に板を置けば、簡易テーブルになり、休憩や作業で使用されるそうです!

便利ですね✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて1階!あれ?2~3階と違いますね💦

1階のフロア床はコンクリートにペンキを塗っておしまいなのですが、トイレは他の階同様タイルを貼ります。

そうすると今度はフロア床の方が低くなってしまうため、1階はトイレの方が低くなっています。

 

以上が株式会社キヨウシン工場新築工事の現場となります。

 

梅雨が明けると一気に夏本番の暑さがやってきますね。

しっかり熱中症対策をして頑張ってください!🔥

 

竣工まで残り2ヶ月!完成が楽しみです(^^)/

 

 

(仮称)九喜ポンプ工業株式会社 本社ビル新築工事

 2022年05月

今回は工事部Tと総務部Nで

「(仮称)九喜ポンプ工業株式会社 本社ビル新築工事」へ行ってきました。

前回に引き続き、2回目の訪問です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回のおさらいです✍

上の写真は完成予想図になります。

こちらの建物は1階が駐車場、2~4階がオフィス、5階が食堂になっています。

前回の訪問ではまだ3階までだったのですが、

今回は屋上まで見させていただけました✌✨

完成イメージを見てもお分かりいただけると思うのですが、

この外観の目を引くおしゃれでクールな2階煉瓦部分が出来ていました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きな窓ガラスの前に煉瓦が組立っていて、

外から見えないようにカモフラージュになっていました!

これを設置するのにちょっと苦労したそうです💦

煉瓦の建物はよく見かけますが、こんな積み方は初めて見ました👀

おしゃれで繊細さを感じました☺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋の中もおしゃれなカフェ風で打ちっぱなしや配管が剥き出しでした。

設計の先生がカフェで見つけたのを参考にしたとか✨☕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの写真はレールの為の隙間です。

カーテンを通したりスクリーンを移せたり、、

柔軟性があるな~とおもいました💡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

杉板の型枠を初めてみたのですが、木目がきれいに出ていてかっこよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この建物はガラスが多く使われているそうで、

こちらの写真はガラススクリーンを部屋の仕切りとして使うみたいです。

壁じゃなくガラス張りなので部屋全体が見えるので広く感じますね!

完成した姿を実際に見てみたいです✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋上に丸環を発見しました。

丸環とは、マンションや建物の屋上に設置されている金属製の輪のことです。

外壁や窓の清掃・補修を行う際に

作業員が命綱として使用するロープを固定するために結びつけて使用します。

丸環を付ける位置は掃除の会社の人と相談して決めたそうです。

 

とても細かいところまでこだわって手の込んだ素敵な建物だと感じました!

完成したらまた見学させていただける(?)みたいなので楽しみです♪

最近暑くなってきたので体調に気を付けて最後まで頑張ってください✊🌈

 

(仮称)九喜ポンプ工業株式会社 本社ビル新築工事

 2022年04月

今月は総務部Iと工事部Sでお送ります!

現場は大阪市西区にある「(仮称)九喜ポンプ工業株式会社

本社ビル新築工事」です。

 

まずこちらが外観です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

林の旗もしっかり掲げてありました🏳‍🌈

 

ちなみにこちらが完成イメージになります!

シャープでクールな見た目でかっこいい!!

1階が駐車場

2階~4階がオフィス

5階は食堂

屋上ではなんとBBQもできちゃうそうです!!うらやましい✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は建設途中ですので3階まで見させていただけました!

 

まずは1階の駐車場🚗開放感がありますね!

駐車場の裏には広めの倉庫も!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

反対側には2階に繋がるエレベーターもありました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一角にはエアコンがついていて、断熱加工がされている場所が…。

ここは小さな事務所になるそうです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エントランス部分や外壁のコンクリートの型枠には杉板を使用しているので

きれいな木目調になっていました🎶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今回初めて目にしたのがこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンクリート保水養生テーフ゜!

これを貼る事でコンクリートをゆっくり乾燥させることができるようです。

ゆっくり乾燥させることでひび割れしにくくなるんだとか!

 

続いて2階へ(*^-^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すごく大きなガラス窓が!この建物には大きなガラスが

たくさん使われているらしく・・・。

割れてしまった時のことを考えると大変ですね…( ;∀;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして振り返ると気になるものが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとこちら、1階から屋上に伸びるタワークレーンを伝って不要なコンクリートを屋上から1階に下ろすために設置された管でした!

三角コーンがロートの役割をしていてこれも知恵だなぁと思いました。

(屋上にコンクリートを流す際、一番初めに出てくるものが不要なのだそう。)

 

 

今回も楽しい現場見学でした!

近くの公園のボタン桜がきれいだったのでおすそ分けします🎶

ではまた次回お会いしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JA兵庫六甲 昆陽池支店建替え工事

 2022年03月

見てある記、今月は工事部Tと総務部Nで見学に伺いました👷‍♀️

今月訪れた現場は、伊丹市役所の近くにある

「JA兵庫六甲 昆陽池支店建替え工事」です。

初めて訪れた現場だったので、雰囲気と進捗状況を見られることが

楽しみでした!👀✨

 

建物を見るとまず目を引くタイルの壁!

建替え前のシンプルな外観とはガラッと変わり、煉瓦風の壁面でかっこいいです🤩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの現場は、まず既存の建物を切り離してから

順番に建替え工事を行ったそうです😲

写真では、2つの建物になっていますが、当初はくっついていたのです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昆陽池支店で働いている方や利用されるお客様も行き来する中での

工事なので大変だったとのことです👷‍♂️💦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この広い部屋は何だと思いますか?

実は金庫室になります💰✨

今までたくさんの現場を見学してきましたが、金庫がある現場を見学するのは

初めてでとても新鮮でした💫

想像していた金庫とはイメージがほど遠く、とても広くてびっくりしました!

最初に金庫があると聞き、イメージしていたのは下の画像のような大きいボルトをギギギと回して開ける映画のワンシーンみたいなものかと、、🤣(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際は、扉の横にダイヤルがついているシンプルなものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この写真は、レベリング工法を用いた床になります。

レベリング材を流し込むことにより、均一かつ水平な床面を

つくれる工法のことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

床面に凹凸が残った状態で仕上げ材を施工すると、下地の凹凸が仕上がりに

影響してしまうことがあるそうです。

そうなってしまえば、歩行性に問題が生じたり見た目も美しくありません😖

安全な仕上がり、また、美しい仕上がりを実現するには

下地面を水平な状態に保つことが重要なのです💡

 

みなさんも近くを通った時にはぜひ見てみてください~!

肥料など園芸用品の取扱いもあるみたいなので

私も完成したら見に行きたいと思います🌷✨

体調管理に気をつけて頑張ってください✊

また来月にお会いしましょう👐

ホームさにぃ改築工事

 2022年02月

見てある記、今月は総務部Iと工事部Sでお届けです!

今回は伊丹市内の「ホームさにぃ改築工事」に

行かせていただきました!

 

建物を見るとまず目を引くのがコンクリートのベランダ!

通常とは違う作り方をしているということで、型枠を地面から天井部分まで

突っ張り棒のようなもので支えてからコンクリートを流している

そうです!

という事は、2階床部分のベランダが出来てからでないと

3階床部分の床を支える棒が設置できないとの事・・・

手間がかかっているな~と感じました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋上から順番に案内していただいたのですが、この日は天気が良かったので

とても景色が良かったです!

大阪方面をよく見てみるとあべのハルカスまで見えました✨

(真ん中の建物がハルカスです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは現場員さんの映えスポット!

コンクリートと青空めっちゃいい感じです⛅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは共用部分にあったキッチンなのですが・・・広い!!!

こんなキッチン憧れますね~!🐹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな中庭のような部分もあるのですが、なんだか額の中の絵を見ているような

気分になりました!

21世紀美術館にこんな部屋がありましたよね✨

この時はタイミングよく飛行機が飛んでいました✈

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1階部分にはこんなおしゃれなパン屋もできる予定だそうです🍞

奥の大きな窓から厨房部分も見えるんだとか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この外階段の曲線美、わかりますでしょうか?

写真じゃ100%に伝わらなくて残念です・・・

こちらも現場員さんの頑張りが詰まった一押し部分なので、

近くを通った際にはぜひ見てみてください!

 

ではまた次回お会いしましょう~👋

(仮称)ようきホーム新築工事

 2021年11月

今回は工事部Tと総務部Nで現場に行かせていただきました。

訪問した現場は、神戸市北区にある「(仮称)ようきホーム新築工事」です。

こちらは特別養護老人ホームになります。

久しぶりの現場見学で、以前にも行ったことのある現場でしたので

進捗具合が見れるのを楽しみにしていました👀✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の写真は前回に訪れた時の写真です。

型枠の組立て作業が行われており、まだまだという感じでした。

 

前回訪問したのは7月だったのですが、その頃に比べ、

約4ヶ月の間に建物がほとんど出来上がっていて驚きました!

4ヶ月の間にこんなにも進むのですね…😌✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

施設内もとても綺麗でした。

個室で、1階に10部屋、2階に13部屋ありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

床の色も壁の色も今風で可愛かったです💛

壁紙は部屋ごとで色が異なっていて、

気分が明るくなりそうで素敵だなと思いました。

内装を順番に見て回ると、個室に1人用のトイレがある部屋もあれば、

2部屋でトイレは共有の部屋もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋と部屋の間にトイレがあって共有するという感じです。

初めて見る構造だったので、こんなのもあんねや~と感心しました💡

また、洗面台に手摺が備えられていたり、大人数でも不自由なく

使用できるようにキッチンや給湯室が1個に限らず、

数か所設けている等様々な工夫がされていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋を出ると、廊下に細すぎる扉がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扉を開けると収納棚になっていました!😳✨

狭いようですが、この収納があるかないかでは全然違いますよね!

壁を有効活用できてめちゃくちゃ便利かと思います!

 

続いて、お風呂場です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車椅子ごと入浴できる特浴室があり、画期的だなと思いました。

洗い場も浴槽も広々としていました。

 

お風呂場の近くにサンルームがあり、着替えるスペースとしても

使われるそうなので外からは見えないように窓にはスモークがかかっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下の画像は、EPS室です。

EPS室とは、電気配線シャフトという建物の各階をまたぐ縦穴のことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「EPS」とは「Electric Pipe Shaft(Space)」の略で、

電気・通信関係の配線を通すために用意されているそうです。

用意されている理由として、床スラブがコンクリートなので

設備シャフトのプランニングが必須となってくることからだそうです⚡

 

以上、「(仮称)ようきホーム新築工事」の現場でした!

急に寒くなってきたので体調管理には気を付けてください☺✊

それではみなさんご安全に!

またお会いしましょう✌

 

 

(仮称)浪速さくら公園保育園創設整備事業

 2021年10月

今月は総務部Iと工事部Sで行かせていただきました!

現場は大阪市浪速区の「浪速さくら公園保育園創設整備事業」です🌸

完成は来年2月を予定しており、

ご近所のみなさんも期待して待っていてくださっているようです!

まずこちらは事務室です。

 

 

この建物の外壁には、地面から2メートル弱ぐらいの位置まで

杉板が貼られています。

なので内側の壁に、軽鉄→ボード→モルタルの順番に重ねて

耐火性をあげていきます🔥

火災が起こったとしても

1時間程度は燃え広がりにくいようになっているそうです。

 

こちらはスライドドアを開けたときに園児が手を挟まないように

下の木は切り落としたそうです!

 

続いては食堂兼広場です!

天窓もついており、開放感がありますね✨

下のこちらの赤丸はいったいなんでしょう、、?

ズームアップで比較してみましょう!🔍

   

 

こちらは竹登り棒になるようです!

幼少期の懐かしい思い出が蘇りました、、、 😯 

 

ちなみに上から見るとこんな感じです!👀

上に登ってみると意外と高く感じ、よく登っていたなと思いました。

 

2階の保健室は何とも開放的!🌬

天井が高いので、のびのびとした空間になりそうでした!

窓が上にあるだけでとても明るいですね☺

 

以上、「浪速さくら公園保育園創設整備事業」の現場でした!

またお会いしましょう👐

 

 

 

(仮称)ようきホーム新築工事

 2021年07月

しばらくコロナで延期していた現場見学を再開しました✌

今回は工事部Tと積算室Uと総務部Nで現場に行かせていただきました!

久しぶりに訪問した現場は神戸市にある「(仮称)ようきホーム新築工事」です。

こちらの建物は鉄筋コンクリート造2階建ての

特別養護老人ホームになるそうです 😯 

 

まず、下の写真は上から見た風景です。

この写真はお隣の駐車場の屋上から撮りました📸

本年11月の竣工予定のため、見学に訪れた日には2階のスラブ(床)の

型枠の組立作業が行われていました。

私、総務部Nは今回が初めての現場見学で、普段は既に完成している建物ばかりを

見ていますが、実際に未完成の状態である建物の中に入り構造を間近で見たことは

とても新鮮でした 💡 

 

突然ですが、下の写真の材料は何だかわかりますか❓

この材料はスラブ(床)の型枠を受ける部材で「ペコビーム」とゆう名前だそうです!

「ペコビーム」と聞くと可愛らしい名前で可笑しな光線を想像しちゃいますが、

実はとっても優れものだそうです 😉 ✨

一般的には、ビームという突っ張り棒のようなものを等間隔に設置し、

型枠を受けるため下階は障害物が増えてしまうことが多いようなのです。

しかし、こちらのペコビームを用いることでスラブ下に十分なスペースが

生まれるので、すっきりとし、移動や作業のし易さが格段に良くなるそうです💮  

 

2階に上がるための階段がまだできていなかったため、下のような

木を使った仮設の階段が設けてありました。

普段設備されている道しか通らないのでサ〇ケ気分で何だかハラハラしました(笑)

 

以前の現場記事で紹介したことがあるかもしれませんが、

赤い丸機材は「ドーナツ🍩」と呼ばれ、適切な被り厚を除くために鉄筋をはめて

型枠の距離をとるプラスチックの部材です。

また、別名で「風車🌬」とも呼ばれています。

鉄筋にはめ込んで使うスペーサーの一種で、円形の型にはめるだけで被り厚が

確保できます✊

ドーナツ同士を壁の厚さ以上離さなければ、コンクリートが

詰まりやすくなってしまうので、ダブル配筋の際には注意が必要です☠


  

丸ければドーナツ!みたいな感じに、建築用語は直感的なものが多く

分かりやすくて良いです👍

 

梅雨☔もあけて夏本番の暑さが続きます。

こまめに水分補給をし、熱中症対策に力を入れて頑張ってください!🔥

 

それではみなさんご安全に!

 

 

南塚口・サン保育園建築工事

 2021年04月

総務部Iと工事部Sと積算室Uで今月も現場にお邪魔しました🚗💨

今月の現場は尼崎市の「南塚口・サン保育園建築工事」です!

完成が5月末を予定しているので、

この日はたくさんの業者さんが入っていらっしゃいました。

こちらが外観になります。

正面(写真左)からだとサイズ感としてはコンパクトに見えるのですが、

横(写真右)から見ると奥行きがあり、写真の中には納まりませんでした!

ちなみにこちらの足場を解体するには4日かかるそうです!

では実際に中に入ってみましょう!

入口付近では床暖房の施工中でした。

床の下はこのような感じになっています!

こちらの廊下にある入口のフレームがアーチ状になっていて可愛いです!

“洞窟体験🔦”がコンセプトなので、このような形だそうです☺

手前と奥の高さも違うので面白いですね!

筒抜けの廊下にするのではなく大小のアーチがあることで遊び心を感じ、

少しワクワクした気持ちになります☺

階段には丸いフレームがありました👀❕

続いてはこちらのお部屋です!

壁と天井の色が違いますね!

緑のボードの方が耐水性に優れているので、水回りは緑を使っているそうです🚿

こちらは廊下の壁になります!

廊下の天井ボードより耐火に優れています🔥

廊下の角は丸く処理されていました。

設計図には載っていないけど、現場員さんのやさしさだそうです(*^^*)

続いて屋上です🌈

屋上には芝生を敷いて園庭が完成する予定です!

屋根部分の側面に丸管がついているのですが、

こちらはテントなどを張って延長したりできるそうです。

水場やガラス柵が出来上がっていました。

ここにもありました!勘違いしちゃいそうにもなる鳩小屋です🐥

ハト小屋は設備の配管などを屋上に置いてある設備機器につなげる為に

スラブの貫通処理として用いられるものになり、

漏水を起こさないために屋上のスラブをアスファルト防水という工法で

床一面にシート状のアスファルトでコーティングされたものを敷き詰める際にも

同時に立上がりに巻き上げて止水処理を行っているそうです!

ハト小屋1つにおいても様々な技術と工夫が施されているのが分かります!

ん~、奥深い、、(笑)

裏側はこのような感じになっています。

屋上で気になったのが塗料を混ぜる際に使うミキサーです。

何回も混ぜているのでバームクーヘンみたいになっています!

ぺりぺりとはがせるのかと思ったのですが、

どうやら時期が来たら新しいものに交換するようです!

意外と消耗品なんですね( ;∀;)

以上で南塚口・サン保育園建築工事の現場でした!

現場の皆さん完成まであと少し頑張ってください📣

 

また来月お会いしましょう👋

(仮称)かどまつ苑新築工事

 2021年03月

今月は、門真市にある(仮称)かどまつ苑新築工事の現場に、総務部Kと工事部Tと積算室Uで行かせていただきました♬

こちらは障害のある方の生活介護・短期入所事業所施設で、30名ほど入居できる施設だそうです。

 

引渡し間近ということで竣工していました👷👏🎉

 

こちらが外観になります\(^^)/

薄いオレンジ色の可愛い外壁が目印です!

 

敷地に入るまでの入口の壁にはオシャレに施設名が入っていました!

コンクリートの壁に文字が浮き出ていて、その文字が陰になっていてかっこいいです✨

 

 

玄関を入れば、こちらにもオシャレに施設名が(^^)/

玄関に手洗い場があるのはいいですね~!

外で汚れた時や、このご時世ということで手洗いをして菌を落としてから部屋に入ることができます!!

壁一面タイル貼りになっており、なんだか高級感がありました✨

関周りはスペースを広く取り、誰もが入りやすく歩きやすいデザインになっていました。

 

 

こちらは一階にある調理室です。

調理室の奥にオーブンのようなものがありましたが、こちらはオーブンではなくお米を炊く窯だそうです( ゚Д゚)

扉を開けてみると窯がでてきました!!

これで何人分のごはんが炊けるのかな🤔❓

 

 

 

各部屋の入口にはマークが当てられており、ハートやスペードの他にも可愛いマークが使用されていました!

部屋番号よりも「赤色のハートのお部屋」の方が覚えやすいかもしれないですね(^^)/

 

このマークの下にはボタンがあり、上にはランプがあります。

こちらは、お部屋の中でナースコールを押すと上のランプが光り、スタッフの方が下の復旧ボタンを押してランプを消すというようになっています(^^)

 

 

 

そしてほとんどの部屋の壁にこの黒い四角い部品❓が取り付けられていました。

これがあればテレビを壁掛けにすることができます。

テレビ台を置くと部屋が狭くなってしまうので壁掛けが便利ですね♬

 

 

 

こちらの建物は窓が二重ロックになっているということで、もちろんクレセントも2つついているのですが、奥と手前で長さが違うのがわかりますか❓

この長さが違う理由はすごくシンプルで、奥のクレセントをおろしたときに手前の窓に当たってしまうため、短くなっているとのことでした(‘◇’)ゞ

 

 

 

こちらの部屋はリハビリを行うときなどに使用するそうで、内装は全体的に白でまとめられていて広々としています。

利用者の方々が楽しく過ごせる空間になっていると思います❕

 

 

 

さて突然ですが問題です…!🧐

こちらの壁の巾木が通常よりかなり背の高いものを使用されているのですが、それは何故でしょうか!!?

 

 

・・・・・・⌚

 

 

 

正解は、こちらの建物の用途が福祉施設ということで、壁に車椅子が当たっても衝撃に強くする為でした\(^^)/

椅子が何度も壁に当たってしまうと壁紙が剥がれてしまいます。

た目も衛生上もよくないため、巾木の幅を広くしています。

そのままですが、こちらは「ワイド巾木」といいます!

こういった車椅子の利用が見込まれる建物では、ほとんどが壁を傷つけないためにこういった仕様になっているそうです。

できるだけ長くキレイに保つための工夫が施されているんですね(^^)/

 

 

 

 

施設の中心は吹き抜けになっているので開放感があり、季節を間近で感じることができそうです♬

この日はいいお天気だったので、日当たりもよかったです☀

 

 

施設の外には広い花壇があり、自動散水機もありました!

毎日決まった時間に水やりの予約をすることができるので非常に便利です♩

 

 

屋上にも上がらせてもらいました\(^^)/

屋根がとっても複雑🙄でかっこよかったです!

2020年6月に行ったときの記事に載せた、屋根の骨組みイメージです!

完成した屋根を見てからこの骨組みを見るとわかりやすいなと思いました(^^)/

 

 

目を凝らして見るとエキスポシティの観覧車が見えました❕❕

・・・🎡見えますか?(笑)

 

 

 

利用される方やご家族・職員の方々が安心した生活を送ることができるような施設を作ってくれたと思います♪

現場の皆さん、約一年間ご苦労様でした( ˘ω˘ )